カーリング ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦 第2日(12日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)

 1次リーグ最終戦に臨んだロコ・ソラーレは、フォルティウスに6―7で敗れ、午前のSC軽井沢クラブ戦(4●5)に続き2連敗。11日に2連勝発進していたが、まさかの連敗で1次Lを2勝2敗とした。

午後6時からのフォルティウス―SC軽井沢戦でフォルティウスが勝てば、3チームが2勝2敗で並んでタイブレークへ。敗退なら五輪が消滅する大一番は混戦となった。

 後攻で第1エンド(E)1点取ったフォルティウスは、第2Eでスチール。ロコ・ソラーレは第3Eで2点取ると、続くエンドをスチールして3―2とした。折り返した第6E、フォルティウスはスキップ・吉村紗也香のテークアウトが決まって3点の大きな加点に成功。ブランクエンドをはさんだ第8Eは、ロコ・ソラーレのスキップ・藤沢五月のラストショットで先攻のフォルティウスの石が残り、スチールに成功。6―3とリードを広げた。

 追うロコ・ソラーレは第9E、3点獲得のチャンスで藤沢がテークアウトに成功。6―6と同点に追いつく。最終Eはスチール成功なら逆転勝利だったが、フォルティウスの吉村が最後のドローショットを決めて逃げ切った。

 ロコ・ソラーレが2勝2敗となり、1次リーグ突破は最終戦のフォルティウス―SC軽井沢クラブ戦まで持ち込まれた。ここまで2勝のSC軽井沢クが勝てばロコ・ソラーレとの2チームが進み、フォルティウスが敗退。

フォルティウスが勝てば、2勝2敗で3チームが並ぶ。3チームのドローショットチャレンジ(DSC)の結果で1位通過が決まり、2位、3位のチームは13日のタイブレークで決定戦進出を争う。

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