12日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、自民党の小泉進次郎・農相が退陣を表明した石破茂首相の後任を決める臨時総裁選(22日告示、10月4日投開票)立候補の意向を固めたことを報じた。

 コメンテーターで出演の元衆院議員・金子恵美氏は茂木敏充元幹事長、小林鷹之元経済安保相、林芳正官房長官、高市早苗元経済安保相、小泉農相という出馬有力の5人について聞かれると「それぞれが準備をして、20人の推薦人を集めるということで、集められるメドが立ったら(出馬)表明されるということですよね」と、まずコメント。

 既に茂木氏とともに出馬表明済みの小林氏について「自分の勉強会もやってきましたし準備万端というところ。前回の選挙より努力してきたというところがある」と、まず当選同期で「タカちゃん」「メグ」と呼び合っているという立場から話すと、今後の出馬表明について「出馬表明というのは後出しの方が有利と言われますから。先に言ったら上書きされてしまいますし、最後にドンとインパクトを持って、注目をしてもらえる」と説明した。

 高市氏、小泉氏を軸に選挙戦が戦われそうという見方について聞かれると「小泉さんが出馬をされたらそうだろうなというところですけれども…」と答えた上で「ただ、林官房長官も知識も豊富ですし、頭も切れる。安定感というところも考えるところがある。ただ、下からの人望というより横の方からの信頼があるのかなと。もちろん岸田派なので、岸田派の若手の方も林さんを応援する方が一定数いるということは分かっているので」と続けた。

 「林先生も有力と言えば有力ですし、茂木さんも外交、経済は政策通でありますからね。経験ももちろん豊富でいらっしゃるので実力で言ったら申し分ないというところなんで」と評した上で「自民党がどういう党なのか? 立て直せる人は誰なのか?と。それぞれの立て直しプランというのを思っていると思うので、それを総裁選の中でぶつけ合わせることで党員が、また、党所属の議員が誰に入れるかというのを考えないといけないと思います」と話していた。

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