男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(杯)予選2回戦日本-ドイツ(東京・有明コロシアム)の第1日、日本は第1試合を落とすスタートとなった。日本NO2で同153位の西岡良仁(ミキハウス)が、ドイツNO1で同98位のヤンレナルト・シュトルフに4-6、7-6、4-6の2時間25分の接戦の末に敗れた。

西岡は、国別対抗戦でシングルス7連勝中だった。西岡が同対抗戦で敗れるのは2019年対セルビアで、ノバク・ジョコビッチ以来となる。

 西岡は、10本のブレイクポイントを握りながら、1本も奪えず。チャンスの時に、相手の強サーブが入り、結局、1度も相手のサービスゲームを敗れなかった。相手は、わずか3本のブレイクポイントの内、2本を奪い、接戦をものにした。

 第2試合では、日本はNO1で、世界ランキング104位の望月慎太郎(木下グループ)が、ドイツのNO2、同135位のヤニック・ハンフマンと対戦する。

 元世界4位で、現93位の錦織圭(ユニクロ)は当初、代表に選ばれていたが、背中のけがのために、代表を辞退した。

 大会方式は、2日間でシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合を戦う予定で、3戦先勝方式。1日目がシングルス2試合、最終日がシングルス2試合のダブルス1試合を行う予定だ。勝ったチームは、11月のデビス杯決勝大会に進出。この年の世界最強国を決める。敗れたチームは、来年の予選1回戦に回る。

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