プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が14日、名古屋市のIGアリーナで、WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=の挑戦を受ける。

 名古屋市内の駅構内や通り、バス停などでは決戦を告知するPRビジュアルが掲示されている。

多くの人が行き交うJR名古屋駅のコンコースでは、PRポスターが掲示され、並んだデジタルサイネージが一斉に尚弥のPRビジュアルを映し出しており、足を止めて見入る人も。

 尚弥は12日、名古屋市内のホテルで行われた記者会見で、首都圏以外では初の世界戦となる一戦に関し「名古屋で試合ができるということは初めての経験ですし、すごく楽しみにしています。このプロモーションは、非常に力になります」と話した。

 約1万7000枚の観戦チケットはすでに完売。当日はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」でライブ配信や、全国の映画館でのライブビューイングで観戦できる。尚弥は「この試合に関しては、自分もすごい思いでトレーニングしてきましたし、精神的にもすごく追い込んだ。より多くの方に、この試合を見届けてほしい。会場に来られない方は映画館や配信で、この試合をしっかりと目に焼き付けてもらいたいなと思います」などと訴えていた。

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