落語家の林家たい平が12日、都内で行われた「TOKYO わっしょい」オープニングセレモニーに東京都の小池百合子知事とともに登壇した。
13日の東京2025世界陸上の幕開けとして、都内各地の祭りや芸能団体等によるパフォーマンスイベント「TOKYO わっしょい」(12日~14日、東京駅前の行幸通り)が開催される。
たい平は「祭りが3度の飯より大好きな林家たい平です!」と自己紹介。「大都会東京でお祭りがたくさんある。全世界から来た方も東京の伝統文化をたくさん体験していただければ」と呼びかけた。
オープニングパフォーマンスとして江戸消防記念会による火消しの演目が披露された。たい平は「江戸の華と言われている火消し。火消しの皆さんの演技は東京にいてもなかなか見られない」と話した。
実際に梯子乗りなどパフォーマンスを見ていたたい平だが、急きょ挑戦することに。高いはしごにのぼって、片手を離すパフォーマンスを行い、観客を沸かせた。「縁起のいい感じがしました。一生に一度もできないような体験ができた」と充実の表情を見せた。