◆テニス ▽男子国別対抗戦デビス杯予選2回戦日本-ドイツ(12日、東京・有明コロシアム)

 日本は第1試合を落とすスタートとなった。日本NO2で同153位の西岡良仁(ミキハウス)が、ドイツNO1で同98位のヤンレナルト・シュトルフに4-6、7-6、4-6の2時間25分の接戦の末に敗れた。

西岡は、国別対抗戦でシングルス7連勝中だった。西岡が同対抗戦で敗れるのは2019年対セルビアで、ノバク・ジョコビッチ以来となる。

 勝つチャンスはあった。西岡は「サーブを除いては、僕が支配していた」と、試合の流れは、自分に合ったと感じていた。「自分のテニスだけを見れば、いいプレーだった」。10度のブレイク・ポイントを、1度でも奪っていたら、その流れは決定的なものになっていただろう。

 しかし、結果は2時間25分での敗退。西岡のチャンスの時に、「相手がいいプレーしたにつきる」。加えて、3月のマイアミ・オープンから、14大会に出て1勝14敗。左肩を痛めたことが影響し、「ずっと流れが来ない」と、勝ち癖がついていないことを嘆いた。「今日に関しては、(ブレイク・ポイントで)どうしていいか分からなかった」と首を振った。

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