◆第71回オールカマー・G2(9月21日、中山競馬場・芝2200メートル=1着馬に天皇賞・秋への優先出走権、良)

 11頭で争われ、戸崎圭太騎手が騎乗した1番人気のレガレイラ(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)が前走の宝塚記念11着から巻き返し、重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは2分10秒2。

 戸崎騎手はミュージアムマイルで制した15日のセントライト記念に続く2週連続の重賞勝利。14年マイネルラクリマ、20年センテリュオに続く当レース3勝は歴代最多タイとなった。

 2着は2番人気のドゥラドーレス(クリストフ・ルメール騎手)、3着は4番人気のヨーホーレイク(岩田望来騎手)だった。

 横山武史騎手(ホーエリート=5着)「先生と相談をして前、前で運ぶのは作戦通りでした。よく頑張ってくれたと思います」

 吉田隼人騎手(リカンカブール=6着)「外枠でも1コーナーまでには、いいところにつけられたが、その後にペースが落ちて動かれてしまい、ポジションが下がる形になった。最後はじっとしていたぶん、脚は使ってくれたのですが。やはりコーナー4つに適性がありますし、どこかで勝てるチャンスがあると思います」

 佐々木大輔騎手(ワイドエンペラー=7着)「じっくり脚をためる形をとりました。他馬が動いてきたときについていかなかったぶん、脚を使ってくれました」

 丹内祐次騎手(コスモキュランダ=8着)「いい競馬ができたし、最後までよく頑張った。次は馬具を工夫したいですね」

 菅原明良騎手(シュバルツクーゲル=9着)「脚質的に来た時に動きたかったけど、いい勢いで来られて囲まれた。そこから抜けてこられるタイプでもないですし、今日はそこですね」

 ジョアン・モレイラ騎手(クロミナンス=10着)「レースの中身は良かったし、動きも問題なかった。ただ、休み明けが影響した。次は良くなると思います」

 鮫島克駿騎手(リビアングラス=11着)「息を入れられるところがなかったし、ハミが抜けすぎるので2番手の方がいいかも。

2枠だったので、仕方がない部分もありました」

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