オリオールズは22日(日本時間23日)、右脇腹痛で負傷者リスト入りしていたアドリー・ラッチマン捕手が、アクティブロースターに入ったと発表した。

 公式戦残り6試合となった最終週、今季、2度の離脱で苦悩した正捕手がようやく戻ってくる。

敵地でのヤンキース戦で今季最終登板が予想される菅野智之投手との”スガッチマン・コンビ”の復活が期待される。

 3Aでのリハビリ出場を経て、ラッチマンが23日(同24日)本拠地最終カードとなるレイズ戦で戦列復帰する。現在オ軍は先発6人制を採用。菅野は順当なら27日(同28日)、敵地でのヤンキース戦で、自己最多となるシーズン30登板を迎える見込み。ナイター明けのデーゲームのため、控え捕手が先発する可能性もあるが、コンビ再結成となれば、有終の美を飾る追い風になりそうだ。

 捕手陣に負傷が相次ぎ、球団記録の7人の捕手が登録された今季。菅野はそのうち6人とバッテリーを組んだが、ラッチマンとは最多の14試合でコンビを組み、防御率3・32は、6人中最も良い。

 オ軍は菅野が前回登板した20日(同21日)のヤンキース戦で、エスパダ投手を起用したことで、シーズン出場選手が70人となり、昨年のマーリンズに並ぶメジャータイ記録となった。

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