◆プロアマ交流戦 巨人3軍2―6日本製紙石巻(23日・G球場)

 右太もも裏の肉離れで離脱していた巨人の鈴木大和外野手が、復帰2戦目でマルチ安打を放ち回復ぶりを示した。

 3軍プロアマ交流戦・日本製紙石巻戦に「1番・中堅」で先発出場。

両チーム無得点の3回無死一塁から左前打で実戦復帰後初安打を放つと、3点を追う7回2死一塁から右前打でマルチ安打をマーク。「ピッチャーのボールも結構見えていましたし、自分のスイングもできた。足も問題なく、一塁まで全力で、自分のスピードを出せていたので安心した」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 4年目の今季は6月9日に支配下昇格を勝ち取り、同13日に1軍昇格。代走で4試合に出場した。8月上旬に2軍戦の試合前練習で負傷し、故障班に合流。「(負傷後)最初の3週間は休むことが仕事だと思って休んだ。そこからできることをしっかりやっていこうと。予防のためにトレーニングもした」と地道なリハビリを積み重ね、16日の3軍戦で約1か月半ぶりに実戦復帰。「1軍はクライマックスもある。呼ばれてもいいように結果にこだわりたい」と意気込んだ。

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