◆JERAセ・リーグ 広島5―0巨人(23日・マツダスタジアム)

 広島は、巨人との今季最終戦を白星で締めくくった。東京Dでは3勝9敗1分けと苦しんだが、マツダでは10勝2敗と圧倒した。

同カードは今季13勝11敗1分けで、2年ぶりの勝ち越しで意地を見せた。

 “Gキラー”2人が投打で躍動した。2点リードの2回2死一塁、中村奨が9号2ラン。戸郷に対し、4月13日の対戦(マツダ)以来2本目。巨人戦は6本目という量産ぶりだ。

 先発・玉村は、6回無失点で自己最多をさらに更新の6勝目(8敗)を手にした。初回、2回と得点圏に走者を背負いながら無失点。4点リードの5回は2死満塁のピンチで泉口を空振り三振に仕留めた。巨人戦の無失点を13イニング連続に伸ばしてリリーフにバトン。同カードは今季3戦2勝で17イニング1失点で防御率0・53と封じ込めた。

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