◆JERAセ・リーグ ヤクルト0―3中日(23日・神宮)
中日は投打がかみ合い、3連勝とした。6投手による完封リレーで、ヤクルト戦は12勝12敗1分け。
打線は、ヤクルトの先発・下川に3回まで無安打とチャンスなし。だが、4回1死一塁から、上林が右翼席への17号2ランを放ち、先制した。5回にはドラフト3位・森駿太がプロ初出場で初安打。ただ、後続が断たれて、得点にはつながらなかった。
先発・マラーは、5回1/3に108球を要しながらも、5安打無失点の粘投で、4勝目。5回1死から、オスナに右前打を許したところで降板した。ベンチは2番手でマルテを投入。山田を二直に打ち取ると、古賀の右前打で2死一、二塁とピンチを広げたが、最後は岩田を中飛に抑えた。
7回以降は斎藤、藤嶋、メヒアとつなぎ、9回は守護神・松山がマウンドへ。8番・岩田を空振り三振に抑えると、代打・宮本を中飛、最後は代打・太田を156キロ直球で見逃し三振にねじ伏せた。これで、リーグトップの巨人・マルティネスに並ぶ44セーブ目をマークした。