◆パ・リーグ 西武5―8日本ハム(26日・ベルーナD)
西武は日本ハムに痛恨の逆転負けを喫し、クライマックスシリーズが完全に消滅。西口監督は試合後、「残り7試合しっかり戦っていくだけです」と前を見据えた。
日本ハムの底力を見せつけられた。初回にセデーニョの適時打などで3点を先取。だが、2回に1点を返されると、3回には5安打1四球で3点を奪われ逆転を許した。
「1回目が内容的にもそんなに悪くなくて、もう一度投げさせたいと思う内容だった」と期待を込め送り出した先発のドラフト5位ルーキー・篠原響投手は、2回1/3を8安打3奪三振4失点で降板。指揮官は「今日はバッターと勝負できていたけど、球がちょっと高かった」と指摘した。
今後は来季を見据えてメンバーを入れ替え、残り7試合を戦う予定。「1シーズン通して試合に出た選手が少なかった中で、そういう若い選手が色んな経験をできたことは来年につながると思う」。勝負の2年目へ、戦いは既に始まっている。