高校野球秋季静岡県大会▽準々決勝 聖隷クリストファー3―0磐田東(27日・愛鷹球場)

 今夏の甲子園で初出場勝利を飾った聖隷クリストファーが磐田東を3―0で下し、3年連続の4強入り。東海大会出場へ王手をかけた。

先発は来秋のドラフト候補として注目される最速147キロ左腕・高部陸(2年)。4回まで1人の走者も許さない完全投球で最高の立ち上がりを見せた。5回2死から連打を許し、6回には2死一、三塁、7回には1死二、三塁のピンチを迎えたが、要所を締めて無失点。7奪三振、5安打で完封勝利を飾った。今秋は県大会初戦から3試合連続完投。「きょうは力を抜いて、うまく打たせてアウトを取ることを意識しました」と振り返った。

 初戦(2回戦)の日大三島戦では、12三振を奪って完封。知徳戦では1失点完投と安定した投球を続けている。ここまでの3試合計27イニングで防御率は0・33。

 準決勝は28日。2年連続の秋季東海大会出場をかけ、2年連続センバツ出場を目指す常葉大菊川と対戦する。

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