中日はリーグ覇者・阪神との接戦をものにして、連敗を阻止。28日の阪神戦で勝利すれば、セ・リーグで唯一の阪神戦勝ち越しチームとなる。
先発・高橋宏斗投手は、6回2/3を投げて6安打2失点で、8勝目をマーク。毎イニング走者を背負う苦しい展開の中でも、要所を締めて6回まで得点を許さなかった。球数116球で迎えた7回。2死二塁から佐藤輝を歩かせたところで、降板した。継投した藤嶋が大山に3ランを浴びて、失点がついたが、今季最多134球を投げ抜き、先発の役目を果たした。これで138奪三振とし、阪神・村上を抜いて、リーグトップに浮上した。
打線は、6回に山本の4号ソロで先制。続く1死一、二塁から、2番・細川が左翼席下段への19号3ランで4点を奪った。8回にもボスラーの中犠飛で1点を追加し、点差を広げた。
5―3の8回はメヒアが無失点でつなぐと、9回は守護神・松山が登板し、45セーブ目をマーク。シーズン45セーブは歴代4位タイで、佐々木主浩(横浜)に並んだ。