◆JERAセ・リーグ ヤクルト―広島(27日・神宮)

 ヤクルト・村上宗隆内野手が7年連続20号を達成した。0―1の2回2死一塁で森のツーシームを右中間席に運んだ。

 20本塁打以上の連続年数は、王貞治の19年=1962~80年が最長、次いで野村克也の17年=1957~73年などの記録があるが、前身球団を含めヤクルトで7年連続は、2001~07年のラミレスと並び最長記録となった。

 体調不良から前日26日の広島戦(神宮)で代打で出場。復帰2戦目で豪快なアーチを描いた主砲は「積み重ねた結果だと思う。記録を残そうと思って残せるものでもない。そういう記録を残すことに関しては狙ってもできることではないのですごく光栄ですし、これからも頑張りたい」と節目の記録について語っていた。背番号55が、また一つ球団史に名を刻んだ。

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