◆JERAセ・リーグ 阪神3―5中日(27日・甲子園

 阪神・藤川球児監督は5打数無安打3三振の森下について自ら切り出し、「森下が少し昨日のところから心の揺れ動きが出ている。彼はまだ成長段階にあるのでね、こちらもしっかり見ていかなければいけないですけど、大きなところではそういった選手の力が必要になりますからね」と受け止めた。

 森下は26日の同カードの2回2死の打席でカウント1―2からの内角球で見逃し三振に倒れたが、ストライク判定に不満をあらわにして球審に抗議。コーチが仲裁に入る一幕があった。藤川監督は交流戦終了後の練習期間にも森下らについて、「技術があるから結果を残していることに気づけば感情の起伏が消えてきて、押しも押されもせぬ選手になってくる。次なる成長を見たい」と、感情のコントロールの必要性を説いていた。

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