◆米大リーグ マリナーズ―ドジャース(27日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
前日の敵地マリナーズ戦で2点リードの7回に5番手で登板し、1回1安打無失点の好投を見せた佐々木朗希投手(23)が一夜明けた26日(同27日)、取材に応じた。スプリット3連投で3球三振に斬ったローリーとの勝負を振り返り、「初球を取りに行って、2球目、3球目しっかり落とせたのでよかったですけど、ちょっとあんまり急速出てなかったんで、そこはちょっと出したい」と話した。
3点リードの7回に5番手で登板。クロフォードを三ゴロ、ヤングを空振り三振で簡単に2アウトを奪うと、23年WBC準決勝のメキシコ戦でも対戦した経験もあるアロザレーナに左翼フェンス直撃の二塁打を浴びたが、今季60本塁打を放っているローリーから空振り三振を奪って無失点で切り抜けた。最速は100・1マイル(約161・1キロ)で、12球を投げて11球がストライクと制球も安定していた。