大相撲春場所後に現役を引退した元幕内・剣翔(追手風)が14日、東京・両国国技館で引退会見を行った。「寂しい気持ちが一番。

もうこの先、本気で相撲を取ることがない。25年間、小学生からやってきた相撲から離れるということが、まだ信じられない」と心境を語った。

 剣翔は今年1月に現役客室乗務員の妻・祐華さんと結婚していた。「結婚して、すぐに引退ということになって、周りの人は『大丈夫か』となるが、4年前から一緒に住んで、同棲していた。ずっと支えてもらって、2年前に膝をけがした時も大阪で、新幹線も乗れなかったので、車で迎えに来てもらったり、4年前から支えてもらった」と感謝を口にした。

 近年は左膝のけがと闘いながらの苦しい土俵が続き、十両だった先場所は15戦全敗。場所中には祐華さんと電話でやりとりがあったといい、「ずっと負けていたので、見てるのもしんどいし、本人もしんどいと思うから、休場してもいいのではないかという話はした。情けないが、最後までやらせてほしいと伝えた」と明かした。場所後に引退することを伝えた際には「お疲れさま、よく頑張ったね」と言葉をかけられたという。

 6月6日には結婚披露宴を東京都内のホテルで開く予定だったが、合わせて断髪式も実施することを明かした。

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