俳優・河内大和が主宰する劇団「G.GARAGE///」が15日、最新作「冬物語」(8月26~30日、東京・すみだパークシアター倉)を上演することを発表した。

 海外でも反響を呼んでいる映画「8番出口」の“歩く男”役で注目を集めている河内が主宰する、シェークスピアカンパニー「G.GARAGE///」の最新作。

シェークスピア晩年のロマンス劇として知られる本作は、嫉妬という人間の闇と、それを超えて立ち上がる“赦(ゆる)し”の力、希望を描く。

 河内は出演だけでなく、演出・美術・上演台本も担当する。「今もなお、世界では争いや分断が繰り返されています。もしシェークスピアがこの時代を見たなら、いったいどんな言葉を投げかけるのだろう。『信じること』『悔いること』『赦すこと』。その先にある人間の根源的な希望を、この作品で描きたいと思っています。G.GARAGE///の、ネクストステージを是非ご覧ください!」と呼びかけている。

 本作には真以美(まいみ)、土屋神葉、笠井日向、浅沼成、エミ・エレオノーラ、塚本幸男らも出演する。

 ◆河内大和コメント

 この冬物語は、私たちから遠く隔たった神話の世界の物語です。

 でもなぜか、ごく身近な出来事として心に迫ってくるのです。取り返しのつかない過ちを犯したとき、人はどうすれば赦されるのか、そもそも赦されることなどあるのか。答えのない問いを繰り返し続けたその先に、ある奇跡が待っていて―もし奇跡というものがあるのだとしたら、それは、人の想(おも)いが引き起こすものだと、この作品は教えてくれます。

 気の遠くなるような長い年月をかけて結晶化した綺麗な石のように、この物語はただただそこに在り、言葉を超えて、やさしく心に触れてきます。そんな不思議な力を持っている物語です。

 今もなお、世界では争いや分断が繰り返されています。もしシェークスピアがこの時代を見たなら、いったいどんな言葉を投げかけるのだろう。「信じること」「悔いること」「赦すこと」。その先にある人間の根源的な希望を、この作品で描きたいと思っています。G.GARAGE///の、ネクストステージをぜひご覧ください!

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