◆JERAセ・リーグ 阪神3―4巨人(16日・甲子園

 巨人は阪神との接戦を制して甲子園で2連勝した。

 先発の田中将大投手が6回3失点の粘投で2勝目。

バッテリーを組んだ岸田行倫捕手が懸命にリードした。

 岸田自身、4試合ぶりの先発出場だった。11、12日のヤクルト戦(東京D)は山瀬慎之助捕手がスタメン出場し、連敗したが、プロ初本塁打を放つなど攻守でアピールしていた。

 14日の阪神戦(甲子園)は大城卓三捕手が先発マスク。則本昂大投手と初めてバッテリーを組み6回無失点の快投をリード。8回には値千金の同点ソロを放つなど3安打猛打賞とバットでも存在感を示し、盗塁阻止でもチームを救った。

 2人のプレーをベンチで見ていた岸田は少なからず刺激を受けていたはずだ。迎えたこの日、田中将らを必死に引っ張った。捕手は勝利が最大の良薬。岸田にとってもチームにとっても大きな1勝になった。

 村田善則バッテリーチーフコーチは捕手の併用について「まだこの時期ですから。もちろん毎試合勝つつもりでやる中で、いろいろなことを試すこともある」と柔軟に起用していく考えを示していた。

 今季は岸田が開幕から5試合連続スタメン出場して以降、山瀬と大城がそれぞれの持ち味を発揮。2軍には小林も甲斐もいる。分厚い捕手陣が互いに刺激し合いながらチームをレベルアップさせていく。(片岡 優帆)

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