B2ベルテックス静岡は23日、今季リーグ最終戦となる敵地・福岡戦(25、26日・北九州メッセ)に向けて静岡市内で調整した。今季限りで引退を表明しているPF加納誠也(37)と、3年間プレーしたSG橋本尚明(33)は「誠也さんとやれる最後の2試合。

勝って花道を飾りたい」と、連勝締めを誓った。

 ベルテで6シーズンを過ごした加納に対し、橋本尚はB2参入1年目の23―24年シーズンに加入。先頭に立ってチームを引っ張る加納とは対称的に、口数が少ない橋本尚はプレーで仲間を鼓舞してきた。ただ、常に2人はチームのために行動を共にした。「プレイベートで誠也さんとメシを食いに行った回数は、この中で一番多いと思う」。お互いの意見を重ね合って、2季連続でチームをプレーオフに導いた。

 今季はケガ人が続出し、開幕直後から低迷が続いた。B2優勝を目標に掲げながら14勝44敗ですでに、西地区最下位が確定している。「個人的にもケガで実力が発揮出来なかった時が多かった。ただ、最大限予防しても(ケガは)起こるもの。普通に、バスケットが出来ることが当たり前ではないということがよく分かった」と、振り返る。

 苦しかったシーズンのラストゲーム。

最終戦で鬱憤(うっぷん)を晴らすつもりだ。「今年は思い描いていたシーズンとは違った。最後は、誠也さんのために全力で戦いたい」。“同じ釜のメシを食べた”尊敬する先輩を白星で送り出す。

編集部おすすめ