◆静岡県高校総体陸上対校選手権大会中部地区予選会(24日・草薙総合運動場陸上競技場)

 男子1500メートルで高橋柊音(しおん、藤枝明誠3年)が予選、決勝と連続で大会新をマークして初優勝を飾った。予選を自己ベストの3分53秒82で走破し、従来の記録(3分55秒35)を27年ぶりに塗り替えると、およそ3時間後の決勝では3分53秒19を叩き出し、さらに更新した。

 予選から一人旅だった。スタートから飛び出すと、2位に大差をつけてレースを運んだ。決勝でも一度も前を譲ることなく、後続を突き放した。最後まで粘りきり、予選より速いタイムでゴールを通過した。

 先を見据えたレースだった。「東海総体では予選、決勝の2本とも(3分)53秒台でまとめる力がないと、全国の切符はつかめない。万が一、失速しても県の出場権があったので、きょうは予選から力を出し切ることを考えていた」。昨秋の県新人で優勝し、県総体出場のシード権をすでに、持っていたことも、積極的に攻めの姿勢を貫けた要因だった。

 26日には、5000メートルにエントリー。2種目で全国総体出場を狙っている。「単独走で走って、連続大会新が出たのは自信になった。きょう2本、目いっぱい走って、あさってはどの程度、疲労が残っているか。

5000も頑張ります」。確かな手応えをつかんだ高橋が、再び、快走劇を演じる。

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