◆第31回ユニコーンS・G3(5月2日、京都競馬場・ダート1900メートル)

 ケイアイアギト(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎、父エスポワールシチー)は、連勝の勢いで臨んだ前走のサウジダービーで5着と力を見せた。国内復帰戦で重賞制覇を飾り、大舞台への道を切り開く。

 大外枠からの発走となった海外初戦は、終始先団の外めを回るロスが生じる苦しい形。それでも最後まで懸命に上位に食らいつく粘り強い走りで、大崩れしない根性を見せた。加藤征調教師は「(先行集団の)4頭目の外で追いかけてしまって、それで息切れしてしまった。ちょっと自分自身が(前に)行きすぎたし、息を入れて2、3番手だったらね」と振り返る。

 その後はUAEダービーへと転戦のためドバイ入りしていたが、中東情勢を鑑みて自重。先月17日に帰国し、ここを目標に調整を進めてきた。22日の1週前追い切りはアドマイヤデイトナ(4歳オープン)を5馬身追走し楽々と併入に持ち込んだ。「動きは1週前としては十分。これくらいの距離の方が、前半自分のペースで走れるからね」とトレーナー。きっちりタイトルをつかみ取る構えだ。

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