◇明治安田J1百年構想リーグ▽第13節 清水1―2長崎(29日・アイスタ)

 J1清水はホームで長崎に1―2で敗れ3連敗。前半8分、DF住吉ジェラニレショーンがVAR介入の末に退場し、数的不利に陥った。

それでも同21分、MF嶋本悠大(19)が先制ゴールを奪った。MF弓場将輝の右サイドからのアーリークロスにFW呉世勲が反応。左足のシュートは相手に2度阻まれたが、こぼれ球に嶋本が詰め、左足で押し込んだ。

 19歳の一撃は、4月5日のアウェー長崎戦(3―0)に続くプロ2得点目。同一カードでの連発に「前回対戦でも得点を決められていいイメージがあった。その流れできょうも決められると思っていた」と振り返った。

 先制しながらも、その後に2失点で逆転負け。ただ、若き才能は確かな成長を示した。大津高から加入2年目。高校時代は中盤が主戦場だったが、現在はより前線での起用も増える。「突破力は高校時代にはなかった部分。成長を感じている」と手応え。

吉田孝行監督からは「若いんだから、もっと貪欲に行け」と背中を押され、思い切りの良さにも磨きがかかっている。

 次戦5月2日のアウェー京都戦へ嶋本は「とにかく点とアシストを毎試合意識している。数字で結果を出して、チームを勝たせたい」と力強く誓った。ホープが連敗脱出のキーマンとなる。(伊藤 明日香)

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