◆陸上 織田記念国際(29日、ホットスタッフィールド広島)

 男子110メートル障害決勝で、2023年ブダペスト世界陸上5位入賞の泉谷駿介(住友電工)が13秒38(向かい風0・2メートル)で優勝した。13秒40の2位に古賀ジェレミー(順大)、13秒51の3位に野本周成(愛媛競技力本部)が続いた。

日本歴代4位(13秒12)の記録を持つ社会人1年目の阿部竜希(エターナルホスピタリティG)は13秒57で5位だった。

 日本トップレベルの選手らがそろった決勝で、泉谷は序盤からグンと前に出た。終盤に順大の後輩でもある古賀が並びかけたが、力強く振り切って勝利を収め「風もあったりして不安定な中、しっかりと勝ち切れたことは評価して良いと思います」とさわやかな笑顔。古賀についても「びっくりしましたね。横にいて、誰だろうって思ってゴールしたら、あれっみたいな感じ。これからが楽しみです」とうれしそうに話した。

 練習では基本動作から見直し、「良い感覚がつかめている。インターバルを刻むことはこれ以上無理だと思っているので、そこに注視しないで、ハードリングに注視する」と今シーズンは「次のステップに行くため」に一つ一つ、課題をクリアしていく方針。「理想はダイヤモンドリーグなどを転戦してアルティメット選手権やアジア大会で結果を残したい。修正しながらレベルアップして確実にやっていきたい」と前日本記録保持者は貪欲に成長を求める。

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