◆明治安田J2・J3百年構想リーグ東地区B▽第13節 札幌2―1藤枝(29日・大和ハウスプレミストドーム)

 J2北海道コンサドーレ札幌は、ホームで藤枝を2―1で破り、今季2度目の3連勝を飾った。前回は第6節のアウェー・磐田戦から第8節のアウェー・藤枝戦まで3試合連続勝利も、藤枝には1―1からのPK勝ち。

正真正銘の3連勝に、内容に関しては納得していなかった川井健太監督(44)だが「数字は後に残ります。そういう意味では最高の結果」と口にした。

 得点も初ものが続いた。前半14分、右サイドバックの高尾瑠(29)が中央まで進入。前に出したパスが相手に当たるも、そこから相手のバックパスを奪い取り、左足でゴールに流し込んだ。「取れるかなと思って行ったらボールが来ました」と振り返った先制点は、2024年に札幌に加入してから、3年目で初となるゴール。「最高ですね。安心しました」と静かにほほ笑んだ。

 後半18分に追いつかれ、押される展開の中、後半45分にFW大森真吾(25)がPKを決め、決勝点を挙げた。前節25日のいわき戦では、3年ぶりとなるプロ2得点目で2―1勝利に結びつけた。「1点取って、また取れるんじゃないかというポジティブな感覚になった」と話す自信を胸に、自ら志願して臨んだPKをしっかりものにした。初の2試合連続弾が3連勝につながり「FWは点を取ってチームを勝たせられる素晴らしいポジション。

これからも貪欲にやっていきたい」と意気込んだ。

 決勝のPKを獲得したのは左膝内側側副じん帯の損傷から7戦ぶりに戦列復帰したFW白井陽斗(26)。負傷者が多い中、希望を持たせる存在が活躍して手にした勝ち点3だ。シュート数は相手の14本に対し、5本での白星となったが、川井監督は「今まではそれ(少ないシュートの試合)を落としてきたのが勝てるようになってきたので。キャラクターの積み上げとしては評価できる部分」と、今後への反省材料にもしながら、組織力を高めていく。

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