◇明治安田J1百年構想リーグ▽第13節 清水1―2長崎(29日・アイスタ)

 J1清水はホーム長崎戦を1―2で落とし、3連敗を喫した。それでも今季初スタメンで最長の63分間プレーしたMF弓場将輝(23)が、先制点の起点となる働きを見せた。

 前半8分、DF住吉ジェラニレショーンがVAR介入の末に退場し数的不利に陥ったが、同21分にMF嶋本悠大(19)が先制ゴール。弓場が右サイドから入れたアーリークロスがFW呉世勲につながった。2度のシュートは阻まれたものの、こぼれ球を嶋本が押し込んだ。

 弓場は大分から加入2年目。昨季は途中出場が多く12試合に出場し、今季はこの日が5試合目で初先発となった。「試合に出ている選手より試合勘はなかったが、チャンスをつかめるかどうかは自分次第だと思っていた。結果を出したい気持ちは強かった」と振り返る。「展開的にイレギュラーな部分もあったが、動けた感覚はあった」と手応えも口にした。

 ボランチで先発し、前への運びでも存在感を発揮。同僚のMFマテウス・ブエノから刺激を受けているといい、「お手本になる選手がいる中で、自分の幅を広げたい。見て学び、いい部分を盗んでいきたい。この試合では少し表現できたと思う」と語った。

5連戦の3試合目となる5月2日のアウェー京都戦へ、「自分の中で前に進めた部分はある。一歩ずつ積み重ねていきたい」と前を向いた。

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