◆プロボクシング報知新聞社後援「チャンピオンズロード」▽スーパーフライ級4回戦 エスピノサ龍〇(判定)●伊藤伸喜▽同6回戦 砂川朝都夢〇(判定)●エスピノサ力

 プロボクシングの「チャンピオンズロード」(報知新聞社後援)が29日に大阪エルシアターで開催された。

 日本を拠点に活躍した元WBC世界ライトフライ級王者ヘルマン・トーレス氏(メキシコ)を祖父に持つエスピノサ兄弟は、明暗が分かれる結果となった。

 この日がデビュー戦だった兄・龍は押し気味に試合を進め、プロ6戦のキャリアを持つ相手に3―0の判定勝ち。だが、試合前のKO宣言の通りにならず、リング上のインタビューでは「練習してきたことが全然出せなかった。しょうもない試合をしてすみません」と反省の言葉を並べ、頭を下げた。

 試合中に右の目尻をカットするなど想定外のことも経験できたのは「プラスに考えたい」とし、「最後(倒す)までいけなかったけど、最終ラウンドのストレートや、ボディーは効いていた」と収穫も口にした。

 メインを務めた弟・力(りき)は僅差の0―2判定負け。プロ初黒星となった昨年8月に続く連敗となり、またしてもA級(8回戦以上)昇格を決められなかった。最終6回終了直後は勝利を確信し、手を挙げて客席にアピールするほどだったが「自分が(ポイントで)勝っていると計算してしまっていた。悪い意味で冷静すぎた」と涙。前回以上にスタミナ強化の必要性を感じたと明かし「今回を最後の負けにします」と巻き返しを誓った。

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