男子テニスで、アジア男子最高の世界ランキング4位に上り詰め、2014年全米では準優勝に輝いた錦織圭(36)=ユニクロ=が、今季限りでの引退を決めた。1日、自身のSNSで明らかにした。

次々と歴史を塗り替えた栄光の足跡をまとめた。

 

◆1989年12月29日 松江市で生まれる。体重2930グラム

◆1995年 5歳で、父・清志さんが買ってきた子供用のラケットでテニスを始める。サッカースクールにも入会

 ◆1998年 市立乃木小2年の文集に、「テニスでオリンピックにでて金メダルをとるゆめ」と書く

 ◆2001年 第19回全国小学生選手権に優勝。日本一強い小学生になる

 ◆2002年 松岡修造が主催する修造チャレンジで欧州に初の海外遠征

 ◆2003年8月 14歳以下国別対抗戦世界ジュニア決勝大会で日本を準優勝に導く。錦織個人は5戦全勝

 ◆2003年9月11日 盛田正明テニス・ファンドの支援で、同基金4期生として、喜多文明、富田玄輝とともに米IMGアカデミー留学に旅立つ

 ◆2006年1月 全豪のジュニア部門で、日本男子初の8強入り

 ◆2006年6月 全仏ジュニアのダブルスで優勝。日本男子史上初の4大大会ジュニア優勝

 ◆2007年10月 ジャパンオープンでプロ転向表明

 ◆2008年2月 デルレイビーチ国際で自身ツアー初優勝。日本男子史上2人目の快挙。跳びはねてフォアを打つショットに「エアケイ」と命名

 ◆2008年4月 国別対抗戦デビス杯対インドで代表デビュー。18歳3か月は日本男子最年少出場

 ◆2008年4月 バミューダのツアー下部大会で優勝し、世界ランクが初のトップ100入り

 ◆2008年8月 北京大会で五輪に初出場

 ◆2008年8月 全米で4回戦に進出。日本男子71年ぶりの16強入り

 ◆2009年 右ひじの軟骨損傷と滑膜の炎症で8月に手術。3月から約1年、戦線離脱

 ◆2010年3月 世界ランキング消滅。

4月のツアー下部大会で本格的に実戦復帰

 ◆2011年10月 世界ランキングが47位から30位となり、松岡修造が持っていた46位の日本男子最高位を更新

 ◆2012年1月 全豪で8強。4大大会日本男子80年ぶり

 ◆2012年8月 ロンドン五輪出場

 ◆2012年10月 ジャパンオープンで日本男子初の優勝。自身ツアー通算2勝目

 ◆2013年12月 89年全仏優勝のマイケル・チャン氏がコーチ就任

 ◆2014年5月12日 前週のマドリードオープン準優勝で、世界ランキングが9位となり日本男子史上初のトップ10入り

 ◆2014年9月 全米で準優勝。アジア男子初の4大大会決勝進出の快挙

 ◆2014年10月 ジャパンオープン2度目の優勝

 ◆2014年11月 年末上位8人だけが出場できる最終戦ATPファイナルに初出場で4強入り

 ◆2015年3月2日 自己最高の世界ランキング4位に到達

 ◆2016年8月 リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得。日本テニス界にとって1920年アントワープ五輪以来96年ぶりのメダルの快挙

 ◆2017年8月 右手首の尺側手根伸筋腱脱臼で2018年1月まで実戦を離脱

 ◆2018年1月 米国のツアー下部大会で復帰

 ◆2019年1月 ブリスベン国際で約3年ぶりのツアー優勝。ツアー通算12勝目

 ◆2019年10月 右ひじ手術で同年残りを全休。9年間指導を受けたダンテ・ボティーニ氏とのコーチ関係終了を発表

 ◆2020年8月 新型コロナウイルス感染

 ◆2020年12月 モデルの山内舞さんと結婚

 ◆2021年1月 全豪オープン出場のためメルボルン入り。しかし、チャーター機の同乗者に新型コロナ陽性者がおり、ホテルで2週間の完全隔離

 ◆2021年8月 東京五輪に単複で出場。シングルス5位入賞

 ◆2022年1月 左股関節の内視鏡手術。右足首のけがもあり、2022年は全休

 ◆2023年6月 約1年8か月ぶりにプエルトリコのツアー下部大会で実戦復帰。いきなり優勝

 ◆2023年7月 左ひざを痛め、2023年は残りを休養することに

 ◆2024年3月 マイアミオープンで約8か月ぶりに実戦復帰

 ◆2024年9月 ジャパンオープンで8強入りし、復活をアピール

 ◆2025年1月 香港オープンで2019年ブリスベン国際以来の決勝進出でツアー準優勝

 ◆2025年5月 腰を痛め全仏、ウィンブルドン欠場。8月に復帰したが1大会で再発

 ◆2025年11月 横浜慶応チャレンジャーで復帰。

国内でのツアー下部大会出場は2006年の全日本室内以来

 ◆2026年1月 同年初戦のツアー下部大会キャンベラ国際1回戦で右肩の痛みが再発し途中棄権。全豪欠場

 ◆2026年4月 米サラソタのツアー下部大会前に引退報道。本人はSNSで否定

 ◆同年5月1日 今季限りでの現役引退を発表 

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