日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜・後5時半)が5月で放送開始60周年を迎える。笑点メンバー8人がこのほど、都内で60周年を記念した会見を開催。

番組の放送時間と同じ30分の会見で、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

 1966年5月に始まった同番組は、同局の「キユーピー3分クッキング」(月~土曜・前11時45分)に次いで2番目の長寿番組。2月に放送回数3000回を突破した。

 司会の春風亭昇太(66)は長続きのヒケツについて「進化しなかった。他の番組は進化したけど、笑点だけはガラパゴス諸島のよう。ほかの地域では見られない不思議な生き物が生き残ったから良かったのでは」と独特な表現で分析した。

 一方、1983年から出演する三遊亭小遊三(79)は「箱根駅伝と同じでたすきをつないでいく。ブレーキを起こした人もいれば、区間新記録を取った人もいる。なんとかいい成績で次の人にたすきを渡したいというのが今の流れだと思います」としみじみ。「もちろん、私はブレーキです」とオチをつけ、会場の笑いを誘った。

 22年1月に桂宮治(49)、23年2月に春風亭一之輔(48)、24年4月に立川晴の輔(53)が加入した。林家たい平(61)を含めた“若手”の4人も70周年、100周年へとたすきをつなぐ気は十分の様子。

宮治が「香盤(落語家の序列)が一番下で、早く先輩になりたい。100年続くためには早くいろんなことがあり、新しい人も入ってきて、僕自身も上っていきたい」と最年長メンバー・三遊亭好楽(79)をチラチラ見ながら野望を燃やせば、好楽は「(大喜利メンバーが6人から)7人になるってこと?」とおとぼけ。すかさず、宮治は「誰かがいなくなるってことです」とつっこみ、笑点らしい息の合った掛け合いを見せつけた。(水野 佑紀)

◆「笑点」 1966年年5月15日からスタート。歴代司会者は立川談志さん、前田武彦さん、三波伸介さん、5代目三遊亭円楽さん、桂歌丸さん。昇太は6代目司会者。おなじみの「笑点のテーマ」は69年から導入。73年に歴代最高視聴率40・5%を記録。24年3月で歴代最長出演を記録した林家木久扇が勇退。

〇…司会に就任して10周年の節目を迎える昇太はこの日、壇上に上がる階段をゆっくりとした足取りでのぼった。一之輔から「大事な記者会見の日に痛風の発作を出すのをやめてください」と暴露されると、「(会見の)前日から痛風が出たんですよ。階段もゆっくり歩いたんですけど、あれは大物ぶっているわけじゃない。

本当に足が痛いんですよ」と苦笑いで明かした。

編集部おすすめ