女優・黒木華が主演するフジテレビ系連続ドラマ「銀河の一票」(カンテレ制作、月曜・後10時)が4日、第3話の放送を迎える。黒木演じる主人公・星野茉莉とバディを組む、スナックのママ・月岡あかり役の野呂佳代がコメントを寄せた。

 放送開始以来、本作は新感覚の“選挙エンターテインメント”として話題を呼んでいる。黒木は、政治家の不正を密告する告発文から全てを失った与党幹事長の娘で秘書役。野呂演じる政治素人のスナックママをスカウトして、都知事選に挑む。

 スナックママがハマり役と評判の野呂は、今作で10クール連続のドラマ出演。ただ、本作には異質のプレッシャーを感じていたという。「ここまでの大役は経験したことがなく、最初は何から手をつけたらいいか分かりませんでした。初めてご一緒する方ばかりで、とにかくチームに迷惑をかけてはいけない、と。緊張に負けそうな日が何度もありました」と明かした。

 それを察して和らげてくれたのが黒木だった。「初めてのことばかりで戸惑う私を、置いてけぼりにしないよう気にかけてくれて。そのおかげで、私も早くなじもうという気持ちになることができました。今では『黒木さんじゃなかったらどうなっていただろう』と思うくらい、本当に支えられています」と信頼感を強調した。

 序盤の撮影を振り返り「第1話の屋上のシーンが一番記憶に残っています。冬の寒い夜に、何時間もかけて撮影した一番大変なシーンでしたが、キャスト・スタッフともに同じ気持ちだったので、すごく達成感がありました」。さらに「私はスナックのシーンが大好きです。パワフルなとし子ママ(木野花)と、楽しいお客さん。役者さんたちが作り出す、まるで実在するスナックと常連客のような雰囲気に、現場で思わず感動してしまいました。皆さんからエネルギーをいただいたおかげで、私もいいママを演じることができています」と笑った。

 ここまでの放送で印象的だった場面については「第1話で茉莉(黒木)が『何か困ってることはないですか?』と、あかりやスナックのお客さんに問いかけるシーンがあります。そこでお客さんは、“足りないもの”や“不安なこと”を口にしますが、意外とあの状況って現実では見たことがないな、と。本音が言いづらい今の世の中で、エンタメだからこそ描けたシーンだろうし、一人一人の主張をほんの少しでもドラマを通して言葉にすることができて、私自身も救われました。見てくれた誰かの気持ちを、少しでも軽くできていたらいいな」と語った。

 4日に放送される第3話では、野呂演じるあかりが大きな決断を下すことを明言。「希望を持っていても、どうにもならないときってあるじゃないですか。

でも、どうにもならないからといって、諦めている場合じゃない時もあるじゃないですか。信じられないけど、何かを信じないといけない。前向きに考えて、歩き出さなくちゃいけない。生きていたらそんなこといっぱいあると思うんです。だけど、自分一人で抱え込まなくてよくて、誰かが解決してくれることもあるから、周りを頼ってもよくて。このドラマを見て、“そんな生き方もあるんだ”と知ってもらって、“明日も元気に頑張ろう”と思ってもらえたらうれしいです」と呼びかけた。

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