J1岡山は4日、公式Instagramにおいて不適切な内容の投稿が行われた問題について、調査結果と謝罪を発表した。森井悠代表取締役社長は、同日中に広島を直接訪問して謝罪した。

 問題となった投稿は、所属選手による不適切なポーズが含まれた画像だった。岡山は2日の広島戦、1―0と勝利。その試合で起こった岡山選手が広島選手の足を踏んだプレーを再現したと見られかねない写真が、SNSで大きな批判を呼んだ。該当選手は深く反省しており、クラブは厳重な指導を行ったという。

 要因として挙げられたのが、クラブ内の管理体制だ。投稿担当スタッフが試合の詳細な背景を把握せぬまま作業にあたり、さらに管理者による検閲も行われていなかった。森井社長は「本件を意図的に煽ろうという意思は全くなく」としつつも、運用体制が著しく不十分であったことを反省した。

 森井社長は「子どもたちに夢を!」というクラブの存在意義に対し、今回の事象はその対極にあると断罪。「失った信頼を回復することは到底簡単ではない」と危機感をあらわにした。

 今後は選手や社員への意識醸成を図る研修を実施するほか、SNS投稿に関する厳格なルールを策定し、再発防止を徹底するという。

 

 一方で広島も、久保雅義社長の名で、岡山の謝罪を承諾したことを発表。「本件についてはこれをもって解決したものと捉え、両クラブ間に一切の遺恨がないことをここにご報告申し上げます」とした。

加えて特定の選手やクラブに対する誹謗中傷などをSNSに投稿することに注意喚起。「私たちは、同じ中国地方で切磋琢磨するライバルです。ピッチ上での熱い戦いを通じて、子供たちに夢を与えられる存在であり続けるために。引き続き、温かいご声援をよろしくお願い申し上げます」とつづった。

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