大相撲の夏場所(10日初日、東京・両国国技館)に向けて大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が6日、千葉・松戸市の部屋で出稽古に訪れた5人の幕内力士を迎え撃ち、全勝。相手の鋭い攻めをどっしりと構えて受け止めると右上手を引いて寄り切った。

押しても力強さを発揮し、弟弟子の関脇・琴勝峰に2敗したが、15番取って13勝を挙げた。「しっかり取れたと思う。でも稽古場で良くても場所でダメではいけない」と引き締めた。幕内・隆の勝(湊川)、大栄翔(追手風)、阿炎(錣山)、王鵬(大嶽)、狼雅(二子山)が訪れ「もともと来ると言ってくれていたが一気に来た。ありがたい」と感謝した。

 春巡業では多くの番数を取らなかったが、基礎運動を徹底した。「巡業では体調を崩さないことが大事。スタートダッシュ一辺倒ではなく、ゆるやかに(場所へ)上げていくことが大事」と計画通りに進んでいる。琴勝峰が関脇に昇進し、部屋全体の士気は上がっている。先場所は優勝した24年の九州場所以来の2ケタ勝利となる10勝。28歳が初日に照準を合わせる。

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