◆陸上 木南記念 (10日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 女子100メートル障害決勝で日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)は12秒90(向かい風0・5メートル)で今季初優勝した。

 決勝は、4レーンに入り、同じ世界選手権代表だった中島ひとみ(長谷川体育施設)が5レーン。

一騎打ちとなったものの、スタートから飛び出し、スムーズに加速すると一度も先頭を譲らずトップでゴールした。2位には中島が入った。

 それでも表情は晴れない。タイムに関しては「予選(13秒23)走った感じは12秒台は厳しいかなと思っていたので、思っていた以上のタイムではありますね」と話しながらも、「スタートからの勢いがゴールまで落ちなかったことは良かったと思うけど、手応えが感じられない。ふんという感じで終わってしまった」と振り返る。

 2024年秋にリンパ節の痛みや高熱が出る原因不明の「菊池病」を発症した。練習ができない日々が続くなど体調不良と闘いながらも昨秋の東京世界陸上代表切符を手にし、準決勝にまで進出してみせた。

 今冬は多少の熱が出ることもあったが、大きなアクシデントもなく練習を積めている。2月には結婚も発表し、公私ともに充実して今季を迎えている。手応えを感じられず試行錯誤を繰り返すのは上を目指しているからこそ。目標の名古屋・アジア大会に向けてここから上げていく。

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