◇ラグビー NTTリーグワン2025―26 第18節 神戸 24―19 東京ベイ(10日、スピアーズえどりくフィールド)

 レギュラーシーズン(RS)の最終節3試合が行われ、神戸が東京ベイを24―19で下し、16勝目(2敗、勝ち点75)を挙げ1位でプレーオフ(PO)進出を決めた。共同主将のブロディ・レタリック(34)がシーズン17トライで、ロックとしてはトップリーグ時代の2004―05シーズンのバツベイ(旧東芝)以来、21季ぶりのトライ王に輝いた。

リーグワンでは初めて1位通過を果たした古豪が、7季ぶりの優勝に挑む。

 神戸が復権へ狼煙(のろし)をあげた。2点を追う後半28分。敵陣左サイド深くのラインアウトを起点に、フランカーのコストリーが決勝のトライ。24―19の逆転勝利で7季ぶり、リーグワンでは初の1位通過を決めた。東京ベイのホーム「えどりく」での連勝記録も「29」で止め、ロックのレタリックは「チームメートを誇りに思う」と、共同主将として胸を張った。

 ニュージーランド代表109キャップのレジェンドが今季重ねたトライは17。ロックとしてリーグワンでは初、前身のトップリーグを通じても21季ぶりにトライ王に輝いた。「(前所属の)チーフスでのキャリアより今年の方がトライを取っている」と冗談っぽく笑ったレタリック。RS全18試合を駆け抜けた秘けつには「試合後のビールの量を少し減らすことかな」とニヤリ。デイブ・レニーHCも34歳の献身に「働き続ける姿勢、努力の部分」と評価を惜しまない。

 トップリーグ時代は2度の優勝を誇る古豪。

7季ぶりVを目指すPOは、準決勝(30日、秩父宮)から戦う。「スティーラーズが(最後に)優勝してしばらく経っているので。それが大きなハングリー精神となっている」。204センチの大きな柱として、リーグワン初Vへ導く。(大谷 翔太)

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