◆JERAセ・リーグ 巨人4X―2広島=延長12回=(13日・福井)

 広島・玉村が、プロ入り後初の凱旋(がいせん)登板で6回1失点と好投した。3回までわずか23球とテンポのいい立ち上がり。

唯一、悔やまれるのは両軍無得点の5回、先頭・キャベッジに左中間席へ運ばれたソロ。「各回の先頭打者」をテーマに掲げていただけに痛恨の一撃だった。まさに1球に泣いた形だが「勝てれば良かったが、いい試合ができた」と振り返った。

 丹生(にゅう)高3年夏には福井大会で5試合52奪三振の新記録をマークして準V。「越前のドクターK」の異名をとった高校時代から7年、地元・福井で大きく成長した姿を見せた。この日のスタンドには丹生高のユニホームを着たファンも来場。何度も温かい拍手が送られた。「しっかり結果を求めて戦っていけたらいい」と強い決意で臨み、大好きな故郷で存分に力は示した。昨年の6勝がキャリアハイ。今季はけがで出遅れはしたが、ここから過去の自分を超えてみせる。(直川 響)

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