お笑いタレントの千原ジュニアが14日放送のTBS系「プレバト!!」(MBS制作、木曜・後7時)で「傑作50句」を達成し、句集「手花火」(6月11日発売、ヨシモトブックス刊、税込み1650円)を発売することが決定した。
句集の発売は地元の京都・福知山市に建立された句碑に続いて、決定。
初めて番組に出演したのは12年前。「最初はバラエティー番組にオファーをもらって出ているという感覚なので、何かを出されるということは大喜利のお題だという風に捉えてやっていたけど、これはどうやら違うぞと。真剣に向き合わないと、とんでもないことになるなと思った」と振り返る。
番組出演当初と比べると、「カバンを購入して、そこに歳時記を入れて移動する生活が始まった」、「52(歳)にしてお花を愛でるようになった」、「自分ではわからないけど、今まで出なかった言葉がポロッと出る」など、次々と変化を明かす。
大台突破は簡単ではなく「最後はつまづいたりもしたから、あんなに楽しかった俳句が非常にプレッシャーで、これがプレッシャーバトル、”プレバト”かって感じになっていた」と苦笑い。それでも「知らない言葉だらけだったので、そういう言葉を知っていく楽しみ、喜びはあった。(俳句を詠むことが)好きで楽しくなっていた」と俳句の魅力を感じながら、ここまで続けてきた。
同番組で句集発売が決まったのは、俳優・梅沢富美男に続いて2例目。「こんな名誉なことない。(この日の収録も)梅沢さんと2人の回だったので、感慨深いものがあった」と喜びをかみしめた。
発売はまだ先だが「子どものかかりつけの先生と家の真向かいのお母さんから『いつ(句集が)出るんだ』ってすねを蹴られていたので、そこには献本しに行きたい」と声を弾ませる。
今後も番組出演は続ける。「また0から50句みたいなことなら、非常にやりがいも出てくる」と意欲を見せていた。(中西 珠友)
〇…番組開始当初から、出演者の俳句を添削するエッセイスト・夏井いつき氏は、千原を「最初の1句がたいそう酷(ひど)いものだったけど、そこから切り替えの早さが一番早かった。ジュニアさんは真面目に取り組むので、出演者という名の教え子の中では大好きな人」と絶賛。今後に向けても「番組としてはひとまず50句のような区切りがあるけど、次はもっとたくさんの数の句をまとめて、ぜひ俳人として俳句界にデビューしていただけたら。前書きくらいは書かせていただきますので」とエールを送っていた。

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