日本協会は15日、北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。

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 負傷を抱えるMF南野拓実、MF三笘薫は無念の選外となった。

 第2次森保ジャパンで南野は左シャドー(1トップ下のポジション)、三笘は左シャドーと左ウィングバックを本職としてきた。本大会でもレギュラーとして期待された左サイドの主力2選手を欠く形となった。

 この2つのポジションの主軸は誰になるのか。

 まず2枠のうち1つを埋めるのは【中村敬斗】になるだろう。決定力に加えて得点演出力も優れたアタッカーは、3月のイングランド戦では左ウィングバックの位置で躍動した。左シャドーも当然、プレー可能だ。

 もう1枠は誰になるか。鎌田大地も候補だったが、中盤がけが明けの遠藤航を含む4人体制となったことで、「シャドー鎌田」はあくまでオプションの1つとなりそう。

 現段階での序列で言えば、【前田大然】が筆頭か。1トップを含む3ポジションをこなせる韋駄天は、戦術のオプションを広げる貴重な存在。さらにシャドーでのテスト経験がある【鈴木唯人】が次ぐ。右サイドのスペシャリスト【伊東純也】も左ではプレー可能。

日本人初の5大会連続W杯出場となる【長友佑都】は守り切りを狙う最終盤の出番をうかがうが、【鈴木淳之介】の方が序列は上だろう。

 また、センターFWタイプが4人選ばれたことで20歳の【後藤啓介】、21歳の【塩貝健人】の左シャドー起用の可能性も浮上したと言える。【小川航基】が【上田綺世】と並んでピッチに立つ際は、2トップの布陣になると言えそうだ。

 南野、三笘を欠いたとしても“頭数”はそろっている状況と言える。あとは質が伴うかどうか。25日の始動からの約3週間で、南野・三笘不在時の最適解を探っていく。(岡島 智哉)

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