バレーボール 大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ決勝最終第3戦 大阪ブルテオン 3―0 サントリー(17日、横浜アリーナ)

 2戦先勝方式で争うチャンピオンシップ(CS)決勝で、レギュラーシーズン(RS)2位の大阪Bが初の頂点に立った。1勝1敗で逆王手をかけて迎えた最終決戦で連覇を狙ったRS1位の王者・サントリーを3―0で破り、2勝1敗で“下克上”を果たし、前身リーグを含めれば、7季ぶり7度目の栄冠に輝いた。

最後はサントリーの高橋藍主将を狙った西田有志のサービスエースで決めた。藍は呆然とした。

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 第1セット(S)から先手を打った。16日の第2戦で勝利に貢献した200センチのアタッカー・甲斐優斗を先発起用。オポジットの西田がライトから、甲斐がレフトからのスパイクで勢いをつけ、終盤の競り合いを制して25―22で先取した。第2Sも西田のサービスエースなどでいきなり4連続得点。サントリーに粘られながらも、セット終盤まで高い集中力を保ち、25―20で連取した。第3Sも序盤に西田のサービスエースが決まるなど、勢いを止めず頂点に突き進んだ。

 昨季はRSで優勝したが、CSでは準決勝で愛知に屈して敗退。今季は日本代表の大砲・西田が主将に就任し、フランス代表で五輪連覇のセッター、A・ブリザールが加入した。「西田は彼の方から話しかけてくれるので、非常にやりやすい。決勝では彼にあまり考えさせないようにしたい。

もっと良くしたいとの思いが強すぎて、トゥーマッチ(過剰)になってしまうことがあるので」と、ブリザールは攻撃の軸・西田らとのコンビを作り上げてきた。RSは38勝6敗でサントリーに続く2位で通過した。

 CSでは準決勝でRS3位の愛知に2連勝して初の決勝に臨んだ。西田主将は「去年立てなかったステージでバレーボールができるということは非常にうれしい。日本のバレーボールのレベルが高い、面白いということをしっかり体現できれば。楽しさが第一だったけど、勝ちにもこだわる」と意気込んでいた。24年パリ五輪代表の高橋藍、セッター・関田誠大、12年ロンドン五輪金メダルの大砲・ムセルスキーらスター選手がそろった王者・サントリーを破って、昨季の悔しさを晴らす頂点に立った。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合、第3戦を行う。レギュラーシーズン(RS)上位6チームが進み、1位のサントリーと2位の大阪Bはシードで準決勝から登場した。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームで行い、準々決勝で4位名古屋が5位広島Tに、3位愛知が6位東京GBにそれぞれ2連勝。準決勝では1位サントリーが名古屋に、2位大阪Bが愛知にそれぞれ2連勝した。決勝は15日から横浜アリーナで実施されていた。

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