バレーボール ▽女子日本代表 紅白戦(18日、東京・代々木第二体育館)

 佐藤淑乃(ミラノ)を擁する白組、石川真佑(日本協会)らの紅組が対戦。第1セット(S)は25―21で白組が接戦をものにした。

第2Sも接戦の展開だったが、25―20で白組が制した。4S制で行われた一戦。後半はセッターを入れ替え、白組が赤組、紅組が青組となって行われた。第3Sは終盤に青組の秋本美空(ドレスナーSC)が躍動するなど25―22とした。第4Sは赤組が25―19で勝利した。8月のアジア選手権(中国)に向け、新チームが本格始動した。

 和田由紀子(ブスト・アルシーツィオ)は第3Sまで出場した。若手主体となった第3Sでは何度もトスを受け、持ち味の力強いアタックで得点を重ねた。終盤には3枚ブロックをものともせず、ライトから強烈なスパイクを決めるなど見せ場を作った。「オポジットとして点数を取って、チームに貢献することがベースだと思う。そういう部分でも自分の決定率を落とさないことように、精度を上げていく必要がある」と活躍を見せながらも向上心は忘れていない。

 今大会は異例の有観客での紅白戦。

過去に一度経験はあるが、久々の経験となった。「お客さんが入ることでいいプレッシャーが懸かった中で、やってきたことを出し切れるかが試合にも近い状態だと思う。それが、今回は2回やらせてもらえてありがたい」と21日の千葉大会も含めていい経験になると話した。

 フェルハト・アクバシュ監督が就任して2年目のシーズン。今季はチームとして戦うことを目標に掲げている。自身はジャンプやプレーの安定感がこの1年で成長。「そのために何が必要かを意識してきた」と日頃から競技と向き合い、4年連続で日本代表のユニホームに袖を通している。

 今季まで所属したNECでは控えから出場することも多かった。代表戦では先発することがほとんどで「感覚は残っていた。試合勘は若干落ちているけど、がっつり落ちてるわけではない」とこの日も先発しスタートからキレのあるスパイクを何度も打ち続けた。

 4月末にはアジア・チャンピオンズ・リーグで優勝を果たした。疲労も残る中だったが代表活動に参加。

「あまり休みすぎることなく、ずっとボールを触ったりトレーニングを続けてこられた。そういう部分ではギアが上げやすいコンディション」と笑顔を絶やさずプレーし続けた。

 6~7月ネーションズリーグ(VNL)、8月にはアジア選手権(中国)が控える。アジア選手権は優勝すれば最短で28年ロサンゼルス五輪の出場権を手にできる。現在のコンディションは「50(%)」と話し、「もう少し疲労を落としたい。VNLまでには」と五輪切符獲得へ1か月弱で状態を上げていきたいと話した。

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