バレーボール女子日本代表の紅白戦が18日、東京・代々木第二体育館で4セット制で行われ、超満員2986人のファンの前でアクバシュ・ジャパンが本格スタートを切った。立ち見も出た注目の中、185センチのアタッカー・秋本美空(ドレスナーSC)が後半2セットに出場し、アウトサイドヒッター(OH)とオポジット(OP)の2つのポジションで強いスパイクを打ち込み、ひときわ大きな歓声を浴びた。

 代表デビューを飾った昨季は、主にOPで起用されたが、今季初の海外挑戦したドイツ1部のドレスナーSCでは主にOHで出場した。今季の代表では“二刀流”で臨むとし「不安もあったけど、いいプレーがたくさんあって自信をつけられました」と充実の汗をぬぐった。

 OHはサーブレシーブも重要だ。昨季の代表合宿ではフェルハト・アクバシュ監督から「サーブ50本練習」を課され、猛特訓した。5月から始まった今季の合宿では、レシーブの居残り練習の指令。「私は待ってレシーブしちゃうので、早めに(両腕で)面を出して返す」と言い聞かせ、特訓中だ。この日もサーブレシーブの機会を得て「まだまだ。これからも頑張ります」と前向きに話した。

 12年ロンドン五輪銅メダルメンバーの大友愛さんを母に持ち、夢は「五輪でメダルを取ること」。今季は6月4日開幕の国際大会・ネーションズリーグ(大阪など)を経て、大一番は8月のアジア選手権(中国)。優勝すれば、秋本自身、初出場を目指す28年ロサンゼルス五輪の切符を最短で得られる。19歳の大砲は「出た時に自分の100%を出せるように準備していきたい」と決意した。

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