◆第87回オークス・G1(5月24日、東京競馬場・芝2400メートル)

 優しく暖かい目で見守っている。ジュウリョクピエロ(牝3歳、栗東・寺島良厩舎、父オルフェーヴル)とコンビを組む今村の師匠である寺島調教師。

「すごい縁もあるのかもしれないですけど、よく頑張ったご褒美的なものを、すごい感じますけどね」とトレーナーは振り返るが、新馬勝ちの時点では、この舞台に立つ姿を想像していなかった。それでも「年明けからうまく走り出して。ある程度ちょっと期待して大舞台に出られる」と力を込める。

 騎乗技術の向上があってのチャレンジだ。「最初は、よくこれで勝ったなというレースをしていました」とトレーナーは明かしたが、昨夏の美浦滞在を経てひと回り成長した。寺島師は「美浦の人たちが乗せてくれたので、本当にありがたかったです。だいぶそれなりに乗れるようにはなってきたなという印象があります。僕のなかでも聖奈が乗って、まあまあ想像通り、めどが立てられるジョッキーになったかな」。師弟コンビで初の中央G1取りを狙う。(松ケ下 純平)

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