巨人の平山功太内野手がプロ初の初回先頭打者弾を放った。0―0の初回先頭の第1打席。

ヤクルト先発高橋の2球目150キロ直球を左翼席へ運んだ。スポーツ報知評論家の高橋由伸氏が「フルスイング」で分析した。

* * * * * *

 初球から気持ちのいいスイングだった。空振りとはいえ、平山がベンチに「さあ、今日も行くぞ」と勢いを作ったと思う。私も昔、1番を任された時はそんなことも考えつつ、相手の直球に押し負けないよう、入念に準備して打席に向かった。平山がどう考えているかは知らないが、いいスタートを作れたな。そこへヤクルトバッテリーは2球続けて直球を選択。同じように高めだったが、初球をしっかり振ったからホームランにつながった。今度は気持ちよく飛んで行った。

 思い切りがいいから1番打者は向いている。スイングの形もいいし、ボールを長く見られる方だから逆方向にも強い打球を打てる。例え三振しても、1球1球への対応が悪くないから、ベンチとしては可能性を感じているんだろうね。

タイプ的には身体能力が高いというので長野久義二岡智宏みたいな感じ。逆方向にホームランを打てるし、肩も強くて、走れる。野球選手の理想だよね。

 外野手は打球感が大事。落下地点に向かっていち早くルートを予測できるかで、追い方も変わってくる。平山は守備もいいと聞くから余計なお世話かもしれないが、亀井外野守備走塁コーチはその点のスペシャリストだ。どんどん吸収した方がいい。打つだけではなく、守りでも投手陣を助けられるような選手に育ってもらいたいね。(高橋 由伸)

編集部おすすめ