◆米大リーグ パドレス4―5ドジャース(19日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が19日(日本時間20日)、敵地・パドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、マルチ二塁打で今季最長6戦連続安打をマークした。直近6戦で5度目の複数安打。
勝利への執念だった。大谷が自らヘルメットを脱ぎ捨てて一塁を蹴ると、打球に追いついた右翼カステラノスに構うことなく二塁へ。大きなストライドで激走し、送球より先に到達した。同点の8回先頭で、この日2本目の二塁打。得点にはつながらなかったが、流れを引き寄せると、チームは続く9回に守護神ミラーから勝ち越しに成功。宿敵パドレスから再び首位の座を奪い返し、ロバーツ監督も「少し運もあったが、チャンスが転がってきた時に、しっかり生かせたのは良かった」とたたえた。
初回には先制の口火も切った。エンゼルス時代の同僚右腕キャニングに対し、カウント1―2から外角いっぱいのスライダーを素直に逆方向へ。大きく空いていた左翼線に運び、悠々と二塁に到達した。
満を持して、首位攻防3戦目のマウンドに上がる。ロバーツ監督は「もちろん明日も打つ」と、4月22日(同23日)の敵地・ジャイアンツ戦以来1か月、4登板ぶりの二刀流解禁も明言した。打撃不振もあって投手専念が続いていたが、ついにGOサインが出た。本人も「チームの助けになっている場面が少ない」と語るように、今季は二刀流時は3戦で10打数1安打、4三振と振るわないだけに、悪い流れを変えたいところだ。
チームは今季最長タイ13連戦中で、これで7勝5敗と勝ち越しを決めた。年齢による負荷の増加は「今が一番良い。まだまだ若いと思っているので頑張りたい」と真っ向から否定。投打で波に乗り始めた31歳のスーパースターが、ここから本領を発揮する。(竹内 夏紀)










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