俳優の織田裕二(58)が6月27日放送のテレビ朝日系ドラマ「ダブルエッジ~甦った男」(後9時)に主演することが21日、分かった。3年ぶりの地上波ドラマ出演で、同局系ドラマに主演するのは初めて。

 事件現場で刺され、車椅子生活を余儀なくされた元捜査一課のエース刑事(織田)が、3年前に死んだはずの連続殺人鬼の犯行に似た殺人事件を機に捜査に復帰。自閉スペクトラム症を持つ捜査二課の財務捜査官(小野花梨=27)をサポート役にし、2人で事件の真相に迫っていく。

 車椅子の刑事と頭脳派財務捜査官の組み合わせに、織田は「かなり挑戦的な作品だな」と驚く一方、「多様性の時代と言われる今、こういった凸凹コンビが普通に警察にいるかもしれないと感じさせてくれる」とも語る。

 実際に車椅子に乗って撮影に臨み「日常のささいな『壁』にたくさん気づかされる毎日でした。車いすエピソードに関しては、どんどん出てくるくらい色々なことを感じた日々でした」と振り返った。古い建物の床の傾きで車椅子が動いてしまったり、炎天下の撮影では、車椅子の金属部分が熱くなって持てなくなる苦労があったという。

 織田といえば、フジテレビ系「踊る大捜査線」シリーズの熱血刑事・青島俊作役が有名だが、「これまでにはちょっと見たことがないような、それでいて『ほお』と感心したり『くすっ』と笑えたりしながら、切なくも『ああ良い話だな』と思ってもらえるような、楽しいドラマができました」と新境地に自信をのぞかせる。織田とは初共演となる小野は「過酷なロケでも現場を明るく引っ張ってくださる姿を見てますます尊敬しました」と織田をたたえた。

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