23年の阪神JF、昨年のヴィクトリアMとG1・2勝を挙げたアスコリピチェーノ(牝5歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)が引退することが決まった。サンデーサラブレッドクラブが22日にホームページ上で発表。

Ⅹ(旧ツイッター)でトレンド入りするなど、SNSを中心に引退を惜しむ声が多く寄せられている。

 同馬は前走の阪神牝馬Sで10着に敗れた際、臀筋繊維の損傷による内出血が判明した。その後、北海道のノーザンファーム空港で経過観察を行っていたが、左後肢の筋肉が著しく衰退。骨盤に骨折線は見られないものの骨折の可能性を否定できず復帰にはかなりの時間を要する、との獣医師の判断を受け引退が決定された。

 アスコリピチェーノはデビュー戦から3連勝で阪神JFを制覇し、23年の2歳女王のタイトルをゲット。翌春の3歳G1戦線では桜花賞、NHKマイルCともに2着に敗れた。3歳秋の京成杯AHでは古馬相手に重賞制覇。高額賞金を誇る豪州のゴールデンイーグルでは初めての海外遠征の影響からか12着と初めて大敗を喫したが、年明け初戦はサウジアラビアの1351ターフスプリント・G2で見事に海外初勝利を飾り、帰国初戦のヴィクトリアマイルで2つ目のG1タイトルを手にした。それ以降はジャックルマロワ賞(6着)、マイルCS(7着)でも復調が見られず、阪神牝馬Sがラストランとなった。

 突然発表されたアスコリピチェーノの引退にSNSでは「本当におつかれさまでした」「引退か 悲しい」「繁殖は務まるくらいには重症ではないという事かな」「まだまだやれる子だと信じていただけにとても残念」「寂しくなるな」「君は絶対良いお母さんになる!」「あと一年活躍を見たかった!」「たくさんの感動をありがとう」「昨年のVMの大外からの強襲は圧巻でしたね」「最悪の結末を迎えなくて本当に良かったと安心感もあります」「国内でもっと走るアスコリピチェーノを見たかったという気持ちもあります」「私の中では最強マイラーの一角だと思ってる」「素晴らしい世代の快速牝馬だった」「次はお母さんとして、また夢を繋いでほしいです」「仕方ない 無事繁殖入り出来て良かった」「引退まじかぁ」「鬼脚に脱帽するしかなかった」「もっと見たかったな…」「5歳牝馬で治療に時間がかかるのならやむなし」「好きな馬だったからショック」「いいお母さんになってね」「子供たちを楽しみにしています!」などの反応があがっている。

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