広島・新井貴浩監督が25日、交流戦で巻き返しを誓った。就任4年目で初めて借金を背負って臨む交流戦。

借金6の5位からの浮上へ「簡単ではないけど、粘り強く(交流戦終わるまでに勝率)5割に近づけるように」と力強く宣言した。

 開幕3連勝スタートを切った今季だが、4月は4度の3連敗以上を喫するなど、6勝14敗と苦しんだ。ここまで5月は9勝9敗の5割。指揮官も「4月は投打に計算できる選手の不調が一気に来た。徐々にピッチャーも野手も(状態を)上げてきて、少しずつかみ合ってきている」と手応えを明かす。チーム防御率は唯一の2点台でリーグトップの2・93。投手陣を中心に着実に白星を拾っている。

 交流戦はパ・リーグ主催試合でDH制が採用される。現状1軍登録されている野手から最適解を模索する見込みだが「色々なことを加味した上で決めていきたい。この選手を固定というのはない。(2軍調整中のドラフト1位・平川)蓮も(23日の2軍戦で)ホームランを打っている。考えの幅としては持っている」と新井監督。

対戦相手の特徴や、相手先発の左右を考慮し日替わりで起用する方針だ。先発陣はチームトップの4勝を挙げていた栗林が右内転筋を痛め離脱。オープナーも採用しながら、勝ち頭不在の苦境を乗り切る。

 チームは24年6月以来の3カード連続勝ち越し中と上昇気流に乗る。このまま2勝1敗ペースで、球団最高の2位に入った2017年(12勝6敗)の再現ができれば、借金完済となる。「交流戦に苦手な(イメージ)はない。一戦一戦しっかり戦いたい」。シーズンの行方を左右する短期決戦を反転攻勢の起点とする。

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