◆日本生命セ・パ交流戦 2026 巨人4―8ソフトバンク(28日・東京ドーム)

 巨人が逆転負けを喫し、交流戦2年連続負け越しスタートとなった。

 4―1で中盤を迎えたが、5回に1点差に詰められると、6回1死一塁で今宮の打球を左翼・松本と中堅・キャベッジがお見合い。

左中間を割る同点二塁打となり、続く庄子に決勝打を許した。外野のポジションが流動的な中で今後へ向けての課題にもなった。

 昨季の日本一チームに底力を見せられる格好となったが、希望をのぞかせる場面もあった。前日27日と同様に先制を許したが、失点直後だった2回に佐々木が試合を振り出しに戻す適時打をマーク。3回は先頭・泉口の左翼線二塁打をきっかけに1死一、二塁を迎えるとダルベックが一時勝ち越しとなる右中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。2死二、三塁ではキャベッジの2点二塁打もあり、一気に3得点。今季は先制を許すとそのまま追いつけない試合も目立っていたが、前日のように反発力を示したのは収穫だろう。

 25日に育成から支配下に昇格したティマも来日初打席から光を見せた。4―5の6回2死二塁で代打出場。初球からヘルナンデスの158キロをフルスイングしてファウルとすると、2球目のスライダーにも反応。右中間への打球は中堅・周東の好守に阻まれたが、今後に可能性を持たせる打席だったのは間違いない。

 明確な課題が見つかった一戦。

その一方で、まだまだ前進していく可能性を感じさせる交流戦一発目のカードだった。(田中 哲)

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