◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が30日(日本時間31日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。1点リードの7回先頭で迎えた第4打席は3番手右腕カーカリングから空振り三振に倒れた。

今季2度目の1試合3三振。フォロースルーが捕手リアルミュートのミットに当たってしまい、大谷が謝る場面もあった。

 カーカリングは負ければ終戦だった昨季の地区シリーズ第4戦で延長11回に本塁に“サヨナラ暴投”を犯して涙に暮れた右腕。その時以来のドジャースタジアム登板で、大谷を抑えたが、その後2死二塁からベッツに右前適時打を浴びて雪辱はならなかった。

 この日のフィリーズ先発は速球派左腕、J・ルサルド投手(28)。昨季15勝を挙げた難敵だった。大谷はこの日までレギュラーシーズン通算14打数2安打の打率1割6分7厘、6三振だったが、2安打はいずれも本塁打となっていた。初回先頭の第1打席は3球で空振り三振、2回1死一、二塁の第2打席は見逃し三振。5球目の98・4マイル(約158・4キロ)直球を見逃してボールと判定されたが、捕手リアルミュートが自動ボール・ストライク判定システム(ABS)、通称「ロボット審判」によるチャレンジを要求すると、ギリギリで外角低めのゾーンをかすめており、判定が覆った。

 しかし、4回2死の第3打席では初球のスイーパーを捉えて右前打とし、連続試合ヒットを「3」、自身が打者として出場した試合の連続出塁を「15」に伸ばしていた。

 大谷は昨季のポストシーズン(地区シリーズ)以来のフィリーズ戦となった前日29日(同30日)の試合で今季3度目の2戦連発。3回1死でウィーラーのスプリットを捉えると、打球は右翼の敵軍ブルペンに飛び込んだ。

自身の日本人最長記録をさらに伸ばす6年連続2ケタ本塁打となる10号ソロ。日本人選手ではイチロー松井秀喜に次いで史上3人目となるメジャー通算700打点にも到達する節目の一本となった。

 5回に中前打、8回にも中前打を放ち、今季4度目で最多タイの3安打。「センター中心にいい感じで打てている。あとは、打球角度がしっかり出てくれば、長打になるのかなと思います」と得意の6月を前に量産態勢に入りそうな気配を漂わせていた。

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