◆米大リーグ オリオールズ1―2ブルージェイズ(28日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)は28日(日本時間29日)、敵地・オリオールズ戦に「5番・三塁」で先発出場。3試合連続の死球を受けるなど、3打数無安打1三振で打率は2割1分5厘となった。

1―1で迎えた8回1死満塁の好機では空振り三振に倒れたが、続く代打ピニャンゴが押し出し四球で勝ち越しに成功した。岡本は守っては初回に失策とフラストレーションがたまる内容だったが、チームが接戦を制したのが救いだった。

 「勝って良かったです」。試合後の岡本の一言に安ど感がにじんだ。

 この日は初回無死一塁から三ゴロをはじいて今季5個目の失策を記録。「やってもうた…」と思った瞬間、二塁ベース寄りに大きくシフトしていた岡本の三塁ベースカバーが遅れた。一塁走者が三塁にヘッドスライディング。一度はアウトのコールも、三塁塁審の死角でボールは岡本のグラブからこぼれており、オ軍側のチャレンジで判定が覆って無死二、三塁のピンチを招いた。

 バットも好機で沈黙。1―1で迎えた8回1死満塁。勝ち越しのチャンスで痛恨の空振り三振に倒れ、試合に負けていれば悔しさは倍増したはずだ。

 だが、8回は岡本に続く代打ピニャンゴが押し出し四球で勝ち越しに成功。

初回の失策も失点に結びつかず、ダメージは最小限に食い止めた。2回には難しいゴロをさばき、虎の子の1点を守る8回も三ゴロで二塁封殺するなど、要所で薄氷の勝利に貢献した。

 先発コービンは初回のピンチを乗り切り、「守備はシーズン通して素晴らしいし、カズ(岡本)もほとんど全てをさばいてきたんだ。彼は『ごめん』と謝って来たけど、『大丈夫、気にするな』って言ったんだ。それもゲームの一部だし、何とか切り抜けたしね」と笑顔。チームは3連勝で借金返済まであと「1」だ。

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